人口10万人あたりの焼肉店の割合は5.2軒。実数55軒。『出典2009年発行の南信州焼肉新聞』。飯田市、市民にとって焼肉は身近な存在です。
人が集まる時は焼肉という家庭も多いでしょう。飯田の焼肉文化をもっとPRして地域を活性化させたい。 それならばと…。今回おやきにくの開発に取り組みました。
手軽に焼肉を楽しむなら…。様々な商品と合わせていく中で、中華まんの形体が最も食べやすいのではないかと考えました。
信州・長野県には言わずと知れた「おやき」があります。おやきの中に焼肉の具材を詰め込み、肉汁や風味を閉じ込めました。
ダジャレではありませんが、おやきと焼肉をくっつけて「おやきにく」という名前が決定しました。
食べた方に焼肉!を感じてもらうため、一般のおやきの約2倍のサイズにしました。
具材はトコトン飯田産にこだわり、飯田の名産「幻豚」。飯田発祥の「ぶなしめじ」。飯田の遊休農地を使って栽培している 「葉ネギ」を使っています。
それぞれの食感が最大限楽しめるように、素材を和える順番にもこだわりがあります。飯田では珍しい、米粉を使ってモチモチに仕上げたおやきの皮に、ジューシーなアンを包み込み。一口食べれば肉汁があふれ出す焼肉味のおやきです。 全ての工程を手作業で行い、ひとつひとつ心を込めて仕上げています。